2024年3月、4月の約2ヶ月間、ニュージーランドを車で一周してきました。
今回はニュージーランド北島、トンガリロ国立公園で私たちが実際に歩いたハイキングコースをご紹介します。
「ニュージーランドで気軽にハイキングができるおすすめスポットは?」
「自分は普段、登山とかやらない人間なんだけど、大丈夫だろうか?」
「トンガリロ国立公園の魅力は何?」
そのように疑問に思われている方のヒントになれば幸いです。
Tongariro National Park(トンガリロ国立公園)について
トンガリロ国立公園は、ニュージーランドで最初に作られた国立公園で、世界遺産にも登録されています。
公園内には3つの火山があり、初級者向けから上級者向けまで、さまざまな登山道が整備されています。
こちらの「トンガリロ国立公園・ビジター・センター」にも世界各国から登山家やハイカーが訪れて、賑わっていました。
センター内にはこのあたり一帯の火山に関する展示や、登山に適した装備を紹介するマネキンが置いてあります。
お土産屋さんには防寒具やキャップ、手袋といったハイキング用品も販売されていますので、足りないものがある場合はここで購入することも可能です。
私も旅行中に愛用していたキャップはここで購入しました。
Taranaki Falls Track(タラナキ・フォールズ・トラック)
ガチの登山家であれば6時間かかるコースや、1日以上かかるコースも選べるトンガリロ国立公園。
そんな中でも私たちが実際に歩いて、多くの人におすすめできると思ったのが、「タラナキ・フォールズ・トラック」です。
タラナキ・フォールズ・トラックは一番初心者向けのハイキングコースで、所要時間は行って帰ってくるので2〜3時間ほど。広大な平野と川沿いの森を歩き、タラナキ・フォールズという滝を目指すコースです。
ビジター・センターから少し北に進むとそびえ立つ、「シャトー・トンガリロ・ホテル」(現在は閉館)の脇からハイキングコースの入り口に進むことができます。
ちなみに、車を止めるのもビジター・センターの駐車場ではなく、このホテルの脇の路上駐車場に停めるといいです。
山の頂上まで歩くコースではないので、ガチ登山と比べればなだらかな道が続きますが、それでもかなり勾配のある道を進むことになります。
遠くに見える山々と果てしなく広がる自然が美しく、まさに「地球を歩いている」という爽快感が身体中をかけめぐります。
短めのハイキングとはいえ、標高が高いこともあってか意外と肌寒いので、長袖長ズボンを着用していかれることをおすすめします。
また、晴れていると日差しも強いため、日焼け止めと帽子は必ずあったほうがいいと感じました。(ビジター・センターで買っておいてよかった。)
さらに、しっかりと水分補給ができるよう、飲み水は大きめのボトルで持っていくことと、ビジター・センターとゴール地点にしかトイレがありませんので、そちらもご注意いただければと思います。
「トンガリロに来たからには、ガチの登山を味わいたい!」という方には物足りないコースに違いありませんが、私たちの様な登山初心者にはちょうどよいコースでした。
タラナキ・フォールズ・トラックは入山料などもなく、無料で楽しめます。
まとめ
実は、トンガリロでのハイキングは一周旅行の最初のアクティビティのはずでした。
しかし、予定の日はまさかの大雨で、泣く泣く日程を後ろにずらしたのでした。
しかし、予定を変更したことで、素晴らしい天気の中、最高のハイキングを楽しむことができたので、私たちの選択は間違っていなかったなと奥さんと喜んだものです。
ニュージーランドのアウトドアアクティビティは、少し予定を変更してでも晴れた日に楽しみましょう!
他にも何か気になることがありましたら、お気軽にお尋ねください。